こんにちは、ギター講師の西ケ谷です。
今回は、前回の作曲の流れで多く受ける質問、「作詞、作曲は何となくわかるのですが、編曲ってなんですか?」についてお話します。
編曲ってなんですか?
作詞は、歌詞を書いた人。作曲は曲を作った人。編曲は、作曲した人の曲の、主旋律はそのままに、編成や構成に手を加えサウンドに幅を持たせることです。
作詞家は歌詞を書く人、作曲書は曲を作る人。編曲家(アレンジャー)は曲をアレンジする人なのです。
編曲家を簡単に言うと、鼻歌をアレンジャーが壮大なオーケストラにしたり、激しいロックにしたりと曲を作った人のイメージや、その曲を歌う予定の人に合わせて曲を作り直す人のことです。
バンドですと、歌詞をボーカルが書いて楽器陣のメンバーが曲を作って、バンド全体で編曲(アレンジ)することが多いと思いますが、現在の作曲家はこの3つの作業を全て行う人が増えて来ております。
3つも同時にできるの?
その背景には、DTMソフト(パソコンで音楽を作る専門のソフト)の普及や、初音ミクなどボーカロイドと呼ばれるソフトの流行により、自宅で本格的な楽曲制作ができるようになったからなのではと思います。
初音ミクを使って曲をアップしている方のほとんどが、作詞、作曲、編曲を一人で行っています。
そこから生まれたヒーローが米津玄師さんでしょう!
前回の作曲についてのお話で、とりあえず作曲には音楽理論などの知識はいらないと言いましたが、編曲には音楽理論や各楽器の特性、和声の知識、様々なジャンルについての知識、そして流行についての知識と多くの知識が必要です。
先ほど、鼻歌と言いましたが、その昔は極論鼻歌をテープレコーダーに録音したものでも作曲と認められたようです。
おわりに
編曲に関して、ハードルが高いようにお話をしてしまいましたが、作曲の延長にあるものだと思ってもらえれば大丈夫です!
自分の作った曲を、バンドサウンドで完成させればそれは充分な編曲です。
時代の変化に寄って、求められるハードルが天井知らずで上がっていきますね。
そんな切ない気持ちを曲にしてみました、聞いてください。
ヨーラPで「キャラメリーゼ」
作詞、作曲、編曲を全部やるってのはこういうことだ!是非参考にしてください。
ヨーラPから一言
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