こんにちは、講師の西ケ谷です。
今回は「指弾きとピック弾きの違い」についてお話しします。
指弾きとピック弾きの違い
ギターの場合
主にピックで弾くギターは、エレキギター、アコースティックギターです。
主に指弾きで演奏するギターは、クラシックギター、アコースティックギターで演奏されるフィンガースタイルですね。
指弾きとピック弾きの違い、最大の違いはサウンドです。
ピック弾きは、シャープな音がしてリズムがハッキリと出せるので伴奏に向いています。
指弾きは、ピックより厚みのある指でアタックするので、太くて力強いサウンドがします。伴奏を弾くというよりメロディーを弾く方に向いているのではないではないでしょうか。
奏法については、ピックだと基本的にダウンピッキングとアップピッキングの2種類。
同じ弦を連続で弾く事の多いロックに向いてますね。
指弾きだと、親指(P)人差し指(I)中指(M)薬指(A)の4本を使って演奏します。
連続したアルペジオを弾くときはピックより弾きやすそうです。
ベースでも、指弾きのプレイヤーとピック弾きのプレイヤーがいますね。
ギターと同じように音の太さの違い、演奏したビートに違いが出ます。
ここについては、少しだけベース講師のヨーラ先生の意見も聞きたいですね。
はい!
ベースの場合
西ケ谷先生が言っていた通りで、ベースでも指だと太いサウンド、ピックだとアタックが強く出ます。これはどちらが良いということではなくてそれぞれの芸風により、また曲風によって使い分けます。
個人的にはベースでアタックを出しすぎると、リズムの縦線が見えすぎてしまうので指で弾くことが多いです。
でもピックのサウンドもカッコいいです。ピック弾きの名手といえば、根岸孝旨さん!
西ケ谷です。
エレキギターだからといって、指で弾いてはいけないというルールはありません。
レジェンドギタリスト、ジェフ・ベックも指弾きですしね。
そして、最近ではエレキギターも、昔のような荒々しいサウンド意外を追求されている傾向があります。フィンガースタイルのように、メロディーと伴奏を同時に演奏しての表現をする方も増えてきました。
逆にクラシックギターだからピック弾きしちゃダメということもありません。
エレガットという、エレキクラシックギターがありそれを使っている方はピック弾きも多いと思います。
色々脱線しかかりましたが、半ば強引に纏めるとサウンドのシャープさに違いがあり、得意技が変わるという事でしょうか!
現在、どちらかしか演奏していない方もピック弾き、指弾きに挑戦してみてください。
奏法が変わると、ギターに対しての新しい扉が開いたりしますよ!
コメント