こんにちは、講師の西ケ谷です。
今回は「7弦のギターがあるの?」についてお話していきます。
まずは結論から
答えから言うと、「あるよ!」
何と、8弦ギター、クラシックギターでの9弦ギター、10弦ギターもあります。
今回はロック寄りに話を進めていきます。
7弦ギターは、世代に寄って思い描くアーティストが様々だと思います。
おじいちゃんは、ジョージ・ヴァン・エプス。
中年はスティーブ・ヴァイ。
ギリギリお兄さんはリンプビズキット、コーン(両方共にバンド名)。
各ギタリストの7弦ギター使い方
ジョージ・ヴァン・エプスは1938年にエピフォンと共同開発で7弦ギターを製作し使用していたようです。主に、ソロギターを弾く時、ハイフレットでの低音を求めたために作成されたようですね。
しかし、後には定着しなかったようです。
スティーブ・ヴァイは、私のアイドルでした。とにかくテクニカル。なんかもうテクニカル。天才の創造を表現するには7本の弦が必要だったようです!
1990年から使用し、7弦ギターの市民権を一人のアーティストの手によって獲得しました!
ここより、アイバニーズ社より7弦ギター(ユニヴァースと言う名前で)の量産に成功します。
リンプビズキット、コーンはテクニカルな表現とは違い、音のヘヴィさ、低音の迫力を求めての7弦でした。
7弦ギターは通常6弦のギターの上に更に低い音のする弦が張ってあります。
7弦ギターで弾くど迫力のリフは6弦ギターではマネできませんでした。
コード弾きが難しい
7弦ギターを弾いてみると、低音のリフやハイフレットのソロを弾く分には普通のギターとあまり違和感はありませんが、カッティングなどをする時のコードワークにはめちゃくちゃ違和感があります。
当たり前ですが、ネックがかなり大きいのです。
ギター教室でレッスンをさせていただいておりますが、7弦ギターを持ってきた方は、10年で一人しかおりません。
そう、7弦ギターで弾いたアーティストの曲を7弦ギターを買ってまで弾いてみたいという方はあまりにも少なかったのです。
大きなネックが弾き手を選んでしまうということにも原因があったと思います。
ギターを最初に作った人は、こうなる事を予見して弦を6本にしたのかは定かでは無いですが、6本弦のギターは知れば知るほど良くできていると思います。それでは!
こちらは教室のレンタルギター。
さすがに7弦ギターは置いておりません。。。
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