こんにちは、講師の西ケ谷です。
今回は、発表会前によく聞く質問No.1である「弦の張り方がわかりません」についてです。
弦の張替えは面倒くさいように思うかもしれませんが、慣れてしまえばなんてことはない、嫁に言われてからやる瓶と缶のゴミ捨てと比べれば造作も無いこと。
アコギは特に、弦を替えるとモチベーションアップに直結します。まるで新品のような響きになりますからね!
ギター弦を替えてみよう
画像と共に説明しようと思うのですが、今回は4弦を使っての説明となります。
まず古い弦を、ペグを回して緩めてから外します。
外す前に、グニャンと丸まった箇所をカットしておきましょう。この部分が楽器のボディや、あなた自身を傷つける恐れがあります。
外した後、新しい弦を入れます。伝統的なアコギですと、ブリッジピン(あの丸くて刺さってるやつ)を外して、穴に弦を入れてからブリッジピンで蓋をするように穴を塞ぎます。
そこから、ペグの穴に弦を入れます。
そして!入れた後に右回転で弦をペグに引っ掛けます。(☆3弦から1弦は逆の左回転で引っ掛けます☆)
ここで気になるポイントは、どのくらい弦を余らせてから引っ掛けるのか。
慣れるまでは、弦を巻く回数が多くなってしまいますが、割と余らせてしまって良いと思います。慎重に尚且つ弱気でいきましょう。
その後はペグを回して弦をピンと張ります。
この時にやってしまいがちな失敗は、回し過ぎて弦を切ってしまうこと。
弦は1本バラ売りで100円以上はしてしまいます。
お金はが勿体ないので、慎重にいきましょう。
失敗しないコツとしては、ここからチューナーを使って、4弦でしたらDの音に合わせていきましょう。
ここでも、チューナーを使っているからといって強気に回しはいけません。慎重に弱気に忘れずに回します。
弦を張替えたらペグの先に稲穂のように垂れている、余った弦がありますね。
ここは、慣れるまでは張り替えたい弦を全て張って、チューニングしてからカットしてください。
その前にカットすると、何かあった時に新しい弦を用意することになってしまいます。
最後に余った弦は必ずカットしてください。
特に3弦はアコギ、エレキ共通で凶器と化します。硬い細い鉄をブラブラさせているのは社会的にも非常にマズイです。必ずカットしましょう。
弦を変える時に、普段掃除できないサウンドホールの周りをゴシゴシと拭いてあげても良いと思います。
専用のクロスが無くても、ハンカチとかタオルで軽くゴシゴシしてあげてください。
以上で新しいギターライフの始まりです。
弦を頻繁に変えない方も、発表会前には変えてあげましょうね。
自分の練習した成果を発揮してくれる最も大切なパーツは弦ですよー!
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